その土地や施設のポテンシャル生かした、
リブランディング宿泊施設です。
白浜フローラルホールは約20年前に建てられた、房総半島の最南端、南房総市白浜に立地する市営音楽ホールです。白浜音頭発祥の地に建てられたホールは、海を臨む絶好のロケーションの中で、白浜地区の音楽やダンスの愛好家の練習や発表の場として、また同地区の成人式など、多くのイベントで活用されてきました。
地元住民にとって多くの思い出が詰まったホールではありますが、近年は人口減少とともに稼働が下がり、市は維持管理費の負担を減らすべく、数年前から、同ホールに隣接する保健福祉施設「はまゆう」を含めた民間による有効活用案の募集が開始されます。ところが、本格的ホールという特殊性、地元市場の縮小もあいまって、民間からは手が上がらず、解体も視野にあがっていました。
一方、安定的な需要のある合宿市場において、音楽合宿は音量を気にせずに練習ができる合宿施設が少ないという現状があり、近年ではダンスが学校で必修科目になったことを追い風に、ダンス合宿の需要が急速に拡大しています。
白浜フローラルホールは、本格的な音響・照明設備、観客席とステージを有し、音楽やダンス活動には最適な施設です。さらに、保健福祉施設「はまゆう」は入浴や飲食設備を有し、既設の応接間や会議室を宿泊部屋にリノベーションすることで、ホールと一体型の合宿施設に転用が可能です。
株式会社R.projectでは、両施設が現代の合宿需要に十分応えられる施設として、両施設のポテンシャルを十分に活かした活用案を市に提案することで、運営事業者として採択していただくことになりました。
白浜フローラルホールから、新しい客層の流れをつくることで、年間延べ1万泊の新規顧客による直接的地域経済効果(施設運営に伴う食材・人材・修繕などの費用と利用者が行う消費)が見込まれます。今後はこの実現に向けて、株式会社R.projectと南房総市がタッグを組み「合宿誘致による地域活性」に全力で取り組んでまいります。
※お見積もりは概算金額です。